性エネルギーの浪費をやめる

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「思考は現実化する」
第15章 強烈な本能を創造的なものに転換せよ  (p.440)より抜粋

性衝動の神秘的な力

歴史のページは、女性によって性衝動が刺激され、その結果、独創的創造力が開発されて偉大な指導者となった人々の記述で満ちている。ナポレオン・ボナパルト[訳注・・ナポレオン一世。1769~1821]もその一人である。彼が最初の妻、ジョセフィーヌ(1796年にナポレオンと再婚。1763~1814)に励まされていたころは、天にも昇る勢いであった。
そのナポレオンの”わがまま”からか、あるいは正当な理由があったとしても、ジョセフィーヌと離婚してしまった時から、彼は急速に高みから転げ落ちるばかりで、それから間もなく、彼はセントヘレナ島に流されてしまった。
私たちは妻の影響力で大成功とげ、金と権力をつかんだ男性が、その妻と離婚して新しい女性と一緒になった途端に破滅していった、アメリカの著名人を何人も知っている。健全な性衝動よりも力強いものはないことを示した男性はナポレオンだけではないのだ。逆にまた、女性も夫の影響力で、大成功を遂げることがある。従って、この章は女性にもぜひ読んでほしい。まったく無関係では無いからだ。また、この章から新しい何かを得ることができるかもしれない。
人間の心は刺激に反応する。この刺激のうちで、もっとも偉大で最も力強いものは性衝動である。これを利用し、転換するとき、この偉大な力は人々を高い理想の世界へ持ち上げ、日常的な場面では、ついのめり込んでしまい、そんなつまらないことや、悩みや、苦痛から人々を解放してくれるのである。
さて、記憶を確かなものとするために、伝記の中から強い性のエネルギーを持って素晴らしい大成功を遂げた人々の名を挙げてみよう。彼らは天才と呼ばれている人々であるが、いずれも、性衝動を見事に転換した人々であることについて異論は無い。
ジョージ・ワシントン[米国初代大統領。1732~1799]
トーマス・ジェファーソン[有名な「独立宣言」の起草者。米国第3代大統領。 1743~1826]
ナポレオン・ボナパルト[ナポレオン3世。1808~1873]
エルバート・ハバート[多彩な米国の文筆家、編集者、出版人。1856~1915]
ウィリアム・シェイクスピア[イギリスの詩人・劇作家。1564~1616]
エルバート・H・ゲリー[USスチール会長。1846~1927]
グラハム・リンカーン[「人民の、人民による、人民のための政治」を唱え米国第16代大統領。1809~1865]
ウッドロー・ウィルソン[米国第28代大統領。対独宣戦布告。1856~1924]
ラルフ・ウォルドー・エマーソン[米国文化の形成に多大な影響を与えた詩人、思想家。 1803~1882]
J・H・パターソン[米国ナショナル・キャッシュ・レジスター社のオーナー。1844~1922]
ロバート・バーンズ[英国(スコットランド)の天才詩人。1759~1796]
アンドリュー・ジャクソン[オールド・ヒッコリー(古いくるみの木)と呼ばれた米国第7代大統領。1767~1845]
エリンコ・カルーソー[「世界のテナー」といわれたイタリアのテノール歌手。1873~1921]
伝記について知識のある人なら、このリストにもっと多くの人々の名前を付け加えることができるであろう。
この性的エネルギーは、あらゆる才能のある人たちにとって創造力の活力源の中でも、強力なものであった。 性衝動と言うこの強烈な力なくして、指導者や建築家や芸術家として成功した人はこれまで1人もいなかったし、これからも決して現れないだろう。
ただし、性的エネルギーの強い人はすべて独創的な才人である、と誤解しないでいただきたい。人々が独創的才能の持ち主なれるのは、自らの心を刺激して独創的想像力を高め、素晴らしい活力を発揮できる時だけである。そしてこの”セルフ・スターター”として最も重要なものは性的エネルギーなのである。しかし、このエネルギーがあるというだけでは才人になれない。性的エネルギーの本来的欲求を、他の欲求に”転換”して行動を起こすことができる人であって初めて、独創的才能を発揮できるのである。強力な性的エネルギーを持ちながら、才人とは全くかけ離れた人生を送ってる人々が多いが、それは、この力の偉大さを誤解し、乱用することによって、自分自身を低次元の動物にまで落としてしまっているからである。

性的エネルギーは浪費されている

成功を遂げた著名な人々を2万5,000人以上の分析した結果、次のことがわかった。すなわち、 40歳以前に成功した人はほとんどいないこと。そして、ほとんどの成功者が50歳を過ぎてから自らのペースを把握していること、である。この事実はあまりにも驚くべきことであったので、私は、その原因を徹底的に研究してみた。
その結果、大多数の人々が40歳から50歳になるまで、なぜ成功できなかったのか、という根本的な原因の1つが明らかになった。それが大多数の人が、若い時にはセックス・エネルギーを、ただ肉体的に発散するばかりで浪費しきってしまっている、ということであった。若いときには、肉体面以外の、もっと重要なものに転換できるということがわからないのである。このことがわかってくるのは、性的エネルギーが最も激しい時期を過ぎた40歳から60歳になってからなのである。
多くの人々が40歳までは、人によっては、 40歳を過ぎても、性的エネルギーをもっと価値のあることに使わないで浪費してしまっていることを、反省すべきであろう。せっかくの素晴らしいエネルギーがただやたらに放出されてしまっているのである。だから、断線のこの習性から、”若気の至りで浮気をする”などと言われるのである。性的エネルギーは人間の感情の中で最も強いものなので、これを”上手に転換していけば”偉大な成功を収めることができるのである。

オナ禁マン


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